当ブログでは、キーパーソンが悩む気持ちを基にタグ付けしています。ぜひほかの記事も読んでみてください。
きちんと向き合いたい このままでいいのか迷っている もっとラクに考えたい 一人で抱えるのは限界 何かを変えたいと思っている 家族の中で孤立している 後悔したくない 情報が足りなくて不安 本人の気持ちを優先したい 決めなきゃいけないけど決められない 疲れていることに気づかれたくない 相手を大切にしたいけど自分も大事にしたい 自分の気持ちに向き合いたい 話しづらい空気を感じている 認知症対応に限界を感じている 誰かに背中を押してほしい 誰にも相談できないまま抱えている
「次は転院です」
そう告げられた瞬間、キーパーソンの多くは戸惑います。
「まだ治っていないのに?」
「この病院ではもう診てもらえないの?」
「次の病院って、何をしてくれるところなの?」
回復期病棟で働く看護師として、私は何度もこの場面に立ち会ってきました。
そして気づいたのは、病院の種類と役割が分からないこと自体が、不安を増幅させているという事実です。
この記事では、
- 急性期
- 回復期リハビリテーション
- 慢性期
- 療養型
それぞれの病院が「何をする場所なのか」を、現場の視点で整理します。
急性期病院:命を守るための場所
急性期の役割とは
急性期病院は、
- 救急対応
- 手術
- 集中治療
など、命を守るための医療を行う場所です。
症状が不安定で、迅速な判断と高度な医療が必要な時に力を発揮します。
入院が長くならない理由
急性期病院では、
「治療が落ち着いたら、次の段階へ進む」
という考え方が基本です。
これは「追い出される」のではなく、
役割を終えたから次へバトンを渡すという意味です。
回復期リハビリテーション病院:生活を取り戻す場所
回復期で行われること
回復期リハビリテーション病院は、
- 立つ
- 歩く
- 食べる
- トイレに行く
といった生活動作を取り戻すための病院です。
治療よりも「できることを増やす」ことが中心になります。
入院期間が決まっている理由
回復期には、疾患ごとに入院日数の目安があります。
これは、
「その期間で回復が見込める」
という医学的な根拠に基づいています。
期限があるからこそ、
医療者も家族も、退院後を見据えた準備を進めます。
慢性期病院:医療を続けながら過ごす場所
慢性期の特徴
慢性期病院は、
- 病状が安定している
- ただし医療管理が必要
という方が対象です。
急変は少ないものの、
医療的な支援が欠かせない状態が続きます。
「長くいられる=安心」ではない
慢性期は、
「長く入院できるから安心」
と思われがちです。
しかし、目的は治すことでも、回復させることでもない。
あくまで「医療を続けながら過ごす」場所です。
療養型病院:人生の最終段階を支える場所
療養型の役割
療養型病院は、
- 長期療養
- 終末期医療
を担う病院です。
医療と介護の両方が必要な方を、
穏やかに支えることを目的としています。
選択には覚悟と対話が必要
療養型を選ぶということは、
「これからどう過ごすか」を考えることでもあります。
正解は一つではありません。
だからこそ、家族と医療者の対話が欠かせません。
病院選びでキーパーソンが知っておくべきこと
病院には「得意分野」がある
どの病院も万能ではありません。
それぞれに、役割と限界があります。
医療保険で決まっていること
入院できる日数や病院の種類は、
医療保険の仕組みによって大きく左右されます。
これは個人の事情ではなく、制度のルールです。
迷ったときの判断基準
- 今、何を一番優先したいか
- 治療なのか、回復なのか、生活なのか
- 家族がどこまで支えられるか
これを整理するだけで、選択は変わります。
まとめ:病院を知ることは、安心につながる
- 病院は役割ごとに分かれている
- 転院は「見放された」わけではない
- 次の病院には、次の役割がある
- 分からないときは、遠慮なく質問していい
キーパーソンが病院の役割を理解することは、
患者さんを守ることにつながります。
もし今、迷いの中にいるなら、
「ここは何をする病院ですか?」
そう一言、聞いてみてください。
その質問から、次の一歩が始まります。
このページをブックマークしておけば、いつでも確認できます。
いざという時の安心のために、ぜひ保存しておいてください。
不安になったら、一人で抱え込まず、この記事を開いて確認しましょう。
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あなたのケアの一歩が、明日の安心につながりますように。






