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きちんと向き合いたい このままでいいのか迷っている もっとラクに考えたい 一人で抱えるのは限界 何かを変えたいと思っている 家族の中で孤立している 後悔したくない 情報が足りなくて不安 本人の気持ちを優先したい 決めなきゃいけないけど決められない 疲れていることに気づかれたくない 相手を大切にしたいけど自分も大事にしたい 自分の気持ちに向き合いたい 話しづらい空気を感じている 認知症対応に限界を感じている 誰かに背中を押してほしい 誰にも相談できないまま抱えている
「どうしても手が出せないんです…」
ある日、ご家族からそう相談を受けました。排泄介助の話です。
私は「無理もありません」と答えました。
排泄というテーマには、人としての尊厳や感情が深く関わります。
だからこそ、割り切れない気持ちに苦しむ方は少なくありません。
実際、私たち看護師でさえ、最初から平気だったわけではないのです。
この記事では、排泄介助に対する「恥ずかしさ」や「嫌悪感」と、どう向き合っていけるのか、
現場での経験から見えてきた“7つの気づき”をご紹介します。
気持ちを整理したい方、自分を責めてしまう方にとって、何かのヒントになりますように。
なぜ感情が揺れるのか
排泄介助には、人によって異なる“壁”があります。
恥ずかしさや嫌悪感を抱いてしまう自分に、戸惑う方も多いのではないでしょうか。
拒否感の正体を知る
「気持ち悪いと思ってしまった自分が嫌で…」
そんな声を何度も聞いてきました。
でもそれは、排泄=タブーという文化的背景や、介護者自身の価値観が影響しているだけ。
感情そのものが「悪い」のではありません。
看護師も最初は戸惑う
現場でも、「どう声をかけたらいいかわからない」と戸惑う新人看護師は多くいます。
ケアに慣れている人でも、「今日はうまくできなかった」と落ち込むことがあります。
この壁は、誰にでもあるものです。
気持ちが変わった“きっかけ”
気持ちを変えたのは、知識や技術だけではありません。
ほんの小さな気づきや体験が、心の変化につながることがあります。
できた日を、ちゃんと覚えておく
「今日はスムーズだった」「少し笑顔が見られた」
そんな“成功体験”を自分で認めることが、次の勇気になります。
自分に合った関わり方を探す
手袋を使う、声かけを工夫する、照明を落とす。
小さな工夫が、心理的な距離を保ってくれることもあります。
無理に“慣れよう”とせず、自分なりのやり方でいいのです。
気持ちを整える工夫
感情に揺れることは避けられません。
だからこそ、あらかじめ“自分を守る工夫”を取り入れることが大切です。
介助後にリセットする時間をつくる
好きなお茶を飲む、少し散歩をする。
心を切り替える時間を“セットで考える”だけでも、余裕が生まれます。
一人で抱えない
ケアマネや訪問看護師、家族以外の誰かに一言でも共有できると、気持ちが軽くなります。
「その気持ち、普通ですよ」と言ってもらえるだけで、救われることもあります。
まとめ:気持ちは変わっていける
排泄介助への抵抗感は、誰もが抱える自然な感情です。
でも、その感情は少しずつ、変わっていくこともあるのです。
看護師として、私が見てきた変化の瞬間を、最後に振り返ります。
- 拒否感を否定しないこと
- 小さな成功体験を重ねること
- 無理のない距離感で関わること
- 気持ちを切り替える時間をつくること
- 誰かに話すこと
この中に、一つでも心に残ることがあれば、それは前進のサインです。
どうか、自分の感情を大切にしながら、介護に向き合ってください。
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