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きちんと向き合いたい このままでいいのか迷っている もっとラクに考えたい 一人で抱えるのは限界 何かを変えたいと思っている 家族の中で孤立している 後悔したくない 情報が足りなくて不安 本人の気持ちを優先したい 決めなきゃいけないけど決められない 疲れていることに気づかれたくない 相手を大切にしたいけど自分も大事にしたい 自分の気持ちに向き合いたい 話しづらい空気を感じている 認知症対応に限界を感じている 誰かに背中を押してほしい 誰にも相談できないまま抱えている
「夜が長いな」「このまま続けられるかな」——そう感じる日は、誰にでもあります。看多機は、通い・泊まり・訪問に“看護”が加わった心強い味方。同じチームが見守ってくれるから、家族の負担も気持ちも少しずつ軽くなります。このページでは、基本と費用の考え方、始め方、見学のコツをやさしく一まとめ。今日できる小さな一歩まで、一緒に整えていきましょう。
看多機を一枚で理解する
なにか:登録制で「通い/泊まり/訪問+看護」を同一チームが提供。窓口一本化で連絡・調整が速い。
なぜ効くか:引き継ぎミスが減り、夜間・急変の判断が明確。週のリズムが整い、家族の負担が目に見えて軽くなる。
合う世帯:仕事と介護の両立が難しい/夜が不安/服薬・創傷など医療的ケアがある。

サービスの賢い組み合わせ(あなたの一週間を設計)
- 通い:活動・リハ・入浴・服薬管理 → 日中が安定し、夜の睡眠が整う。
- 泊まり:計画的な休息+突発時のセーフティネット。
- 訪問+看護:生活支援に加え、医療処置を自宅で実施。
例:月水金=通い(※水は入浴)/木=泊まり/火=夕方の服薬確認のみ。
夜間・緊急の基本(書面で共有)
- 誰に最初に電話/どのサインで連絡(発熱・呼吸変化・急な混乱)/どこで相談(看護師・医師・119)。
- 記録の置き場所(共有ノート・アプリ)。
- 時間外の決定権と連絡ルール。

お金の見通しをやさしくつけるコツ
- サービス層:月額の**枠(上限)**で整理される部分。
- 生活層:食事・宿泊関連・消耗品などの実費。
- 把握のコツ:
1)先月の利用実績(通い回数・泊まり日数・訪問回数)を書き出す。
2)「繁忙日の軽減効果が高い日」に利用を寄せる。
3)含まれる/別料金を事業所に表で確認。 - レンジの目安の見方(自宅で作れるシート)
- 行:通い/泊まり/訪問+看護/食事/宿泊関連/消耗品
- 列:回数(見込み)/単価(事業所見積の写し)/合計
- 合計=サービス層(上限方式の場合は上限内か判定)+生活層
※具体額は自治体・要介護度・加算で変動します。見学時に見積書の写しを入手してください。

利用条件と始め方(5ステップ)
1)ケアマネ/地域包括へ連絡:勤務シフト・夜の不安・医療的ケアを具体的に共有。
2)候補は2か所:空き変動に備える。
3)見学には、短いチェックリストを1枚だけ持っていきましょう:看護リーダー面談/夜間体制/緊急時の流れを現地確認。
4)体験利用:半日+可能なら1泊。睡眠・服薬・食事・気分を家族で振り返る。
5)契約のときは、まず“今の生活に無理がない形”でスケジュールを組んでみましょう:例)月水金通い+月2回泊まり。当日変更のルールも合意。
安心して任せられる先を見つけるヒント
- 安全と夜間:夜勤人数/オンコール(看護師・医師)/目標対応時間/転倒予防の運用。
- 看護の守備範囲:日常的に行う処置(経管・酸素・注射等)/医療機関連携。
- 柔軟性と連絡:当日調整の可否/時間外連絡ルール/事故報告の出し方。
- アクセス・送迎:送迎時間帯と通勤の噛み合わせ/車いす対応/荒天時の代替。
家族会議の例
ステップ
- 事実共有:「先月、夜の見守りで3回ほど仕事に遅れました。私だけでは回しきれなくなってきています。」
- 提案:「看多機に登録して、月・水・金の通いと月2回の泊まりから始めてみませんか。様子を見ながら調整できます。」
- 費用の不安へ:「費用は“サービスの部分”と“生活にかかる部分”に分けて、見積を一緒に見比べましょう。」
- 役割決め:「今週の金曜までに、私がケアマネさんへ連絡、兄は見学予約、母は緊急カードの下書きをお願いします。」
今週やる3つ
1)電話2本:ケアマネ+候補1か所。
2)見学2件:同じ観点で比較。
3)緊急連絡カード:電話のそばに掲示。
おすすめツール
見学チェック10項目
1)夜勤人数と配置/2)ベッドの空き傾向/3)日常の看護処置/4)緊急連絡と記録/5)服薬整理/6)トイレ・入浴の安全/7)リハ方針/8)送迎枠と車いす/9)家族への報告ルール/10)体験利用と振り返り面談
緊急連絡カード(項目)
氏名・ID/アレルギー・診断/普段のバイタル・要注意サイン/現在の薬(量・時間)/事業所(代表・時間外)/家族の連絡順/かかりつけ/目安:「AならBへ。10分不通ならC/119へ。」
最初の1週間サンプル
月:通い+19時服薬確認|火:通いなし・夕方に様子確認コール|水:通い(入浴)|木:泊まり|金:朝送迎→通い→夕方帰宅|土日:家族ケア・土曜午前に看護訪問
よくある質問(スニペット狙いの短文QA)
- 看多機はデイサービスやショートステイと何が違いますか?
-
登録一体型で「通い・泊まり・訪問+看護」を同じ事業所が運用する点が違います。
- 夜間や急変に本当に対応できますか?
-
要介護度・地域・加算で変動。サービス層と生活層に分けて見積の写しで確認するのが早道
- 費用は高いですか?
-
要介護度・地域・加算で変動。サービス層と生活層に分けて見積の写しで確認するのが早道です。
- どう始めればいい?
-
まずケアマネへ連絡→候補2か所を見学→半日+1泊お試し→契約。
最後に
あなたは「全部を背負う人」ではなく、「舵を取る人」です。看多機は“あきらめ”ではありません。安全な在宅の仕組みです。
今すぐ:ケアマネに連絡→2施設の見学予約→1泊体験→家族で見直し。小さな一歩で、週が変わります。
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不安になったら、一人で抱え込まず、この記事を開いて確認しましょう。
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あなたのケアの一歩が、明日の安心につながりますように。






