認知症の人にやってはいけないこと?在宅介護を続ける7つのヒント

困った人
著者について
  • 看護師6年目
  • 山間地域の退院支援に従事
  • 認知症サポーター研修受講済み
  • 祖母の介護を5年経験
汐です。

「認知症の介護、本当に大変で、もうどうすれば良いのか分からなくなってきました…。このブログでは、どんなことを学べるんですか?」

「認知症のBPSD(行動・心理症状)と向き合う上で、一番大切なことは何ですか? 心構えや、知っておくべきことを教えてほしいです。」

「在宅介護を続けていきたいけど、体力も気力も限界を感じています…。在宅介護を続けるためのヒントが知りたいです。」

もし、あなたが今、このような悩みや不安を抱えているなら、この記事はきっとあなたの支えになるでしょう。

これまで、認知症のBPSD(行動・心理症状)について、様々な角度から解説してきましたが、この記事では、これまでの内容を振り返り、在宅介護を続ける上で大切な7つのヒントをまとめました。

BPSDと向き合う上での心構え、具体的な介護の提案、そして、介護者の心のケアまで、このブログが、少しでもあなたの力になれるよう、心を込めてお届けします。

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1. 認知症のBPSD、これまでの記事を振り返る

この記事では、これまで解説してきた認知症のBPSD(行動・心理症状)について、改めて振り返り、在宅介護を続けるためのポイントをまとめていきます。

認知症のBPSDは、様々な症状が現れるため、対応に悩む方も多いかと思います。これまでの記事で解説した、それぞれの症状への対応や、介護者の心構えを振り返ることで、今後の在宅介護に役立てていただけたらと思います。

これまでの記事では、以下のような内容を解説してきました。

BPSDとは

  • 認知症のBPSDとは?その定義と中核症状との違い
  • 認知症のBPSDの原因と背景
  • BPSDの主な種類と症状
  • BPSDと向き合う上で大切なこと
  • 在宅介護でBPSDに備えるためのポイント

認知症の暴言、暴力への対応

認知症の物盗られ妄想への対応

認知症の徘徊への対応

認知症の短期記憶障害への対応

認知症の独り言や大声への対応

認知症の危険行動への対応

これまでの記事を通して、様々なBPSDの症状と対応策を学び、今後の介護に活かしていきたいと感じました。

2. BPSDと向き合う、3つの心構え

認知症のBPSDと向き合う上では、焦らず、ゆっくりと、そして、一人で抱え込まないことが大切です。

BPSDは、認知症の進行とともに症状が変化したり、悪化したりすることがあります。そのため、根気強く、長期的な視点で向き合っていく必要があります。また、介護者が一人で抱え込んでしまうと、心身ともに疲弊してしまうため、周りの人に頼ることも大切です。

  • 焦らず、ゆっくりと向き合う: BPSDの症状は、すぐに改善するものではありません。焦らず、根気強く向き合いましょう。
  • 一人で抱え込まない: 介護は、一人で行うものではありません。家族や友人、専門家など、周りの人に頼りましょう。
  • 無理をせず、周りの力を借りる: 介護は、完璧を求めるものではありません。無理をせず、できる範囲で介護を続けましょう。

BPSDとの向き合いは、長期戦であることを理解し、焦らず、周りの人に頼りながら進めていくことが大切だと感じました。

3. 認知症介護で、一人で抱え込まない

認知症介護は、決して一人で抱え込まず、周りの人に頼ることが大切です。

認知症介護は、長期にわたることが多く、介護者の心身の負担は非常に大きいです。そのため、一人で抱え込まず、周りの人に頼ることで、心身の負担を軽減し、長く介護を続けることができます。

  • 家族や親族に、介護を分担してもらう。
  • 友人や知人に、話を聞いてもらう。
  • 地域の介護サービスを活用する。
  • 専門家(医師、看護師、ケアマネージャーなど)に相談する。
  • 介護者同士の交流会に参加する。

認知症介護は、一人で抱え込まず、周りの人に頼ることで、長く続けていくことができると改めて感じました。

4. 在宅介護を続ける、3つの提案

在宅介護を続けていくためには、地域資源の活用や、専門家との連携が重要です。

在宅介護は、家族だけで行うには限界があるため、地域の介護サービスや、専門家のサポートを積極的に活用することで、より長く、安心して介護を続けることができます。

  • 地域の介護サービスを活用する: 訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、地域の介護サービスを上手に活用しましょう。
  • 家族や専門家と連携する: 家族や親族と情報共有し、協力体制を築きましょう。また、医師や看護師、ケアマネージャーなど、専門家と連携し、適切なアドバイスやサポートを受けましょう。
  • 情報収集を継続する: 認知症に関する情報を常に収集し、新しい知識やスキルを身につけましょう。

在宅介護を続けるには、地域資源の活用や専門家との連携が不可欠であることを理解しました。

5. 介護者の休息、なぜ大切?

介護者の休息は、介護の質を保ち、長く介護を続けるためにも、非常に重要です。

介護者は、常に気を張っている状態が続くため、心身ともに疲弊しがちです。介護者が休息をしっかりと取ることで、心身の健康を保ち、より質の高い介護を提供できるようになります。

  • 定期的に自分の時間を作り、好きなことを楽しむ。
  • 睡眠時間を十分に確保する。
  • バランスの取れた食事を摂る。
  • 適度な運動をする。
  • リフレッシュできる方法を見つける(入浴、音楽鑑賞、散歩など)。

介護者の休息は、介護の質を保つために不可欠であり、自身の心身の健康を維持するためにも非常に重要だと再認識しました。

6. 認知症介護、情報収集を続けよう

認知症介護は、常に変化していくものです。情報収集を続けることで、より適切な対応ができるようになります。

認知症に関する新しい情報や、介護方法、使える制度などは、日々更新されています。常に最新の情報に触れておくことは、より良い介護につながります。

  • インターネットや書籍で情報を収集する。
  • 介護に関するセミナーや講習会に参加する。
  • 介護者同士の交流会で情報交換をする。
  • 地域の相談窓口を利用する。

認知症介護は、常に変化するため、最新情報を収集し続けることが重要だと感じました。

7. 認知症介護、あなたを応援しています

認知症介護は、大変なことも多いですが、決して一人ではありません。私たちも、あなたを応援しています。

介護は、長く続く道のりです。時には、つらいこと、苦しいこと、どうすればいいか分からなくなることもあるでしょう。しかし、あなたは決して一人ではありません。このブログでは、これからも認知症介護に関する情報を発信し、あなたをサポートしていきます。

このブログが、少しでも認知症介護に携わる方々の支えになれるよう、これからも情報発信を続けていきたいと強く思いました。

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