汐(しお)って誰?
はじめまして、汐(しお)と申します。
高知県の回復期リハビリテーション病棟で7年以上働いている、現役の看護師です。脳卒中や骨折などで入院された患者さんが、自宅や施設での生活に戻るまでの期間を支える病棟で、これまで数多くのご本人・ご家族と関わってきました。
看護師として多くのキーパーソン(介護の中心を担うご家族)と出会う中で、介護に尽力されている方だけでなく、「大切な人を支えたい」「恩返しをしたい」といった、さまざまな想いを抱えながらも、時間や労力が限られ、大きな負担を抱えている方々がいることを痛感してきました。
キーパーソンの負担は増えるばかりで、「どうして自分だけが」と、理不尽さを感じている方も少なくないと思います。
そこで、このブログでは、キーパーソンの方々が必要な情報にすぐたどり着けるように、そして何よりも、ご自身を大切にして欲しいという想いを込めています。
キーパーソンの皆さんの選択肢が増えますように。
運営者情報
- 名前:汐(しお)
- 資格:正看護師(2018年 免許取得)
- 勤務先:高知県内の病院・回復期リハビリテーション病棟
- 経験年数:看護師歴7年(うち回復期リハビリテーション病棟 7年以上)
- 現場での役割:退院支援・ご家族との面談・在宅や施設への移行支援など、キーパーソンと直接関わる場面を多く経験
回復期病棟は、「入院前の生活」と「これからの生活」の間に立つ場所です。だからこそ、治療の選択、施設か在宅かの決断、介護と仕事の両立といった、キーパーソンが一番悩む瞬間に、看護師として数えきれないほど立ち会ってきました。このブログの記事は、すべてその現場での経験がベースになっています。
キーパーソンに注目したきっかけ
私がキーパーソンという存在を意識するようになったのは、母がさまざまな立場でキーパーソンを経験したことがきっかけです。
叔父、夫、そして母(私から見て祖母です)の看取りを経験し、その全てで、母がキーパーソンでした。迷いや葛藤、しんどさ、辛さ、後悔……。私は、そのすべてを母と分かち合ってきました。
私の母も看護師です。看護師として多くの経験を持つ母でさえ、いざ自分の身に降りかかると、その重圧と孤独感に押しつぶされそうになりました。その事実を目の当たりにし、キーパーソンの置かれている状況を深く理解しました。
また、私自身も祖母や叔父の介護に参加し、独居高齢者の生活を見てきました。専門学校へ通っているときは、休日に祖母宅へ訪問し、祖母と叔父の分の買い物をしたり、薬のチェックをしました。それだけでも、毎週行かないと祖母が困ってしまうと思うと心労もありました。
核家族化が進み、介護の役割が一人、あるいは少数の人に集中する今、キーパーソンは情報不足と精神的な孤独の中で日々奮闘しています。だからこそ私は、このブログを通してキーパーソンの負担を少しでも軽減し、介護が必要な人が安心して暮らせる社会の一助となればと願っています。
このブログの発信ポリシー
- 現場の一次経験に基づいて書く:一般論の寄せ集めではなく、回復期病棟で実際に見てきたこと・ご家族から聞いてきたことを軸にします
- 良い面だけを書かない:介護や治療の選択には、うまくいったケースも、そうでないケースもあります。どちらも隠さずお伝えします
- 読者の選択を急かさない:正解を押し付けるのではなく、ご家族が「納得できる選択」をするための材料を提供します
- 制度・医学情報は公的資料を確認して記載する:厚生労働省などの公的情報を参照し、記事は継続的に見直し・更新しています
免責事項・個人情報への配慮
本ブログの内容は、一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の医療行為・診断・治療方針を示すものではありません。健康状態や治療に関するご判断は、必ず主治医や担当の医療・介護専門職にご相談ください。
また、記事内で紹介するエピソードは、守秘義務に基づき、個人が特定されないよう内容を改変・再構成したものです。特定の患者さん・ご家族の事例をそのまま記載することはありません。
まず読んでほしい記事
「キーパーソンって、結局何をすればいいの?」と感じている方は、まずこちらの記事からお読みください。

すでに介護のまっただ中で、心が限界に近い方はこちらへ。

このブログが、皆さまの心の支えとなり、少しでもお役に立てるよう、精一杯努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
























見てきたことを書いています。