相手を大切にしたいけど自分も大事にしたい– tag –
「相手の気持ちも大切にしたい」でも「自分をすり減らすのはもう限界かも」
介護やサポートの中で、そんな相反する想いを抱えている方に向けて、
心と身体のバランスをとるヒントや、“共倒れしない選択”をまとめました。
やさしさを手放さず、自分を大切にすることも、立派な選択です。
その想い、ここでは両方、大切にします。
-
「怖い」から一歩出た家族の物語――酸素療法と生きる工夫6選
「外に出るのが怖いんです」在宅酸素療法を始めたばかりのご家族が、そうつぶやいた瞬間が今も忘れられません。 酸素ボンベを持つ手は少し震え、お母さんの視線は床の一点に落ちていました。それは、装置の使い方を説明していたときのことです。 私は、回... -
やさしさが壊れる前に知ってほしい6選
「こんなに頑張ってるのに、どうしてつらいんでしょうか」 そう呟いたのは、義父の介護のために仕事を辞めたマユミさんでした。当初は「やるべきことがあるのはありがたい」と話していた彼女。けれど数か月後、顔から表情が消えていったのを、私は見逃せま... -
「私が冷たいだけ?」そう悩んだ介護者へ伝えたい8つのこと
「また怒っちゃった…私って冷たい人間なのかもしれない」介護中にそうつぶやいたのは、小学生のお子さんを育てながら義父を在宅で介護していたミキさんでした。 ある日、義父の食事中にお茶を何度もこぼされ、思わず「何度言ったらわかるの!」と声を荒げ... -
介護に疲れた心が軽くなった5つの工夫
「優しくできなかった自分が許せなくて…」ある日、同僚が静かに打ち明けてくれた言葉です。週末に実家で介護をしたという彼女の表情は、少し疲れて見えました。 介護は、「頑張るもの」と思われがちです。でも、気づかぬうちに“頑張る”ことが“自分を責める... -
通院に追われていた家族が選んだ5つの工夫
「今週も3回病院」「本人も私もヘトヘト」——これは、ある娘さんの一言です。高齢の母のために毎週病院へ。気づけば、生活の軸が“医療中心”になっていたそうです。 この記事では、医療依存に気づいた家族がどのように“通院ありき”の生活から抜け出したのか... -
恥ずかしさは自然です。排泄介護で見えた6つの本音
「排泄介護って、やっぱりつらいですね…」 これは、あるご家族が控えめに話してくださった言葉です。 回復期病棟で関わる中で、排泄介護に対する不安や戸惑いは、多くの方が口にされる悩みのひとつだと感じています。 特に“羞恥心”や“罪悪感”といった感情... -
高齢者の苦痛を減らす看護師の提案:家族が選んだ方法5選
「治療を受けさせるのが正解なのか、それとも…。」 病院で、あるご家族がぽつりと口にした言葉が印象に残っています。 その患者さんは90代。進行した疾患に対して主治医が提案したのは、身体に負担のかかる治療でした。選択肢を示されたご家族は「良くなる... -
退院後に笑顔が戻った!高齢者の生きがいになる活動ランキング
はじめに|“ただ過ごす”から“充実して暮らす”へ 「退院したのに、表情が暗いままなんです」 これは回復期病棟でたびたび耳にするご家族の言葉です。 身体がある程度回復しても、日常に楽しみや目的がなければ、再び閉じこもってしまう方も少なくありません... -
親を施設に入れる時 6つの葛藤とキーパーソンの笑顔
「認知症の親を施設に入れることを決めたものの、本当にこれで良かったのか、今でも葛藤があります…。同じように悩んでいる人はいるのでしょうか?」「施設に入所した親のことは、もう施設に任せきりでも良いのでしょうか? 家族として、何をしてあげられ... -
認知症が手に負えない時、キーパーソンが笑顔を保つための最終チェック5選
「認知症の親が手に負えなくなり、施設への入所を考えていますが、本当にこれで良いのか、毎日葛藤しています…同じように悩んでいる人はいますか?」 「施設に入所した親に対して、家族はどのようなサポートができるのでしょうか? 何かできることがあれば...
12